■ ID
| 1314 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| 酸性土壌におけるバイオブリケット燃焼灰と豚糞堆肥の同時施用が植物成長へ及ぼす影響
|
■ 著者
| 花澤淳
埼玉大学大学院 川野朋奈
埼玉大学大学院 三輪誠
埼玉県環境科学国際センター 王青躍
埼玉大学大学院 坂本和彦
埼玉大学大学院
|
■ 出版元
| |
■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 大気環境学会誌、Vol.46、No.3、148-155、2011 |
■ 抄録・要旨
| バイオブリケットは、微粉状の低品位石炭にバイオマスと消石灰を添加して圧縮成型した固形燃料であり、燃焼時のSO2ガスの排出を大幅に抑制できる。この燃料の燃焼後に排出される高アルカリ性燃焼灰は、酸性土壌の改良材として利用可能である。本研究では、バイオブリケット燃焼灰による酸性土壌改良に肥料供給効果を加えるため、燃焼灰と豚糞堆肥の同時施用が作物成長と元素吸収に及ぼす効果を、実験室レベルのハツカダイコン栽培試験で評価した。その結果、同時施用区で栽培したハツカダイコンは、化学肥料なしでも良好な成長が認められた。このことから、バイオブリケット燃焼灰と家畜糞尿堆肥を混用することで、化学肥料の使用を抑えた土壌生産性の改良が実現可能であることが示唆された。
|
■ キーワード
| |
■ リンク先URL
| |